ユーザー登録
文字サイズ

こうほう佐倉 2019年2月1日号(1302号)

佐倉で生まれる花と笑顔

1/42

千葉県佐倉市

≪生産者の努力と工夫で「佐倉産」をブランド化≫

市では、四季折々の花々を楽しめるイベント「佐倉フラワーフェスタ」を開催し、「花のあるまちづくり」を進めています。
また、市内ではユリやシクラメンなど、多種多様な花が生産され、全国的に高い評価を受けています。多くのかたに愛される佐倉産の花を、丹精込めて育てる生産者のかたがたをご紹介します。

●佐倉市花卉(き)園芸組合 山﨑 俊作さん
市内外のユリ生産者6戸で組織する、佐倉市花卉園芸組合。お互いの技術を高めるため、連携・協力しながら、試験栽培や鮮度保持試験などを行っています。

●佐倉市鉢物組合 三橋 秀夫さん
佐倉市鉢物組合は、市内の11戸の生産者で組織されています。生産者によって、栽培している品種は花や野菜の苗など、さまざまです。

◎市内生産者インタビュー
市内で花を育てる生産者のかたがたに、日々の努力や工夫、「佐倉フラワーフェスタ」の印象などを伺いました。

✿「佐倉産」のブランド化を目指して
—佐倉産の特徴は?
【佐倉市鉢物組合】佐倉では、温暖な気候を生かし、さまざまな花や野菜の苗を生産できます。多様なニーズに応えられる環境が強みです。
【佐倉市花卉(き)園芸組合】佐倉産のユリは、鮮度が高く、花が長持ちすると評価されています。また、全国でも数少ない周年栽培が可能な産地として、知られています。あとは、東京の市場と距離が近いことも、佐倉の大きな強みです。

—生産者として、意識していることは?
【佐倉市花卉(き)園芸組合】ユリは夏の花ですが、気温によって花が少し小さくなったり、花色が薄まったりします。品種ごとの特性を把握し、土壌管理を細やかに行うことで、品質を下げずに生産できます。お客様に「佐倉産」の花を選んでいただくためには、手間を惜しまず、自分が欲しいと思うようなものを作らないといけないと思っています。
【佐倉市鉢物組合】我々が意識しているのは、産地としての信頼性と独自性を追求すること。そのためには、品質を向上させ続けることが重要です。最近では、暑さに強く、大輪で色鮮やかな花を咲かせる「サマーインパ」、花やハーブを厚さ数センチのマット状にまとめた「マット植物」にも力を入れています。「マット植物」は、屋上緑化などで利用されるかたが多いですね。

✿いろいろな世代が楽しめる花のあるまちづくりを
—小中学生の職場体験や東京大学の農家実習の反応は?
【佐倉市鉢物組合】近所で花が生産されていることを知って、驚く子が多いです。こちらも子どもたちの素直な感想が聞けて、とても新鮮です。
農家実習で来る東京大学の学生たちからは、小さなことでも何かを学んで帰ろうとする姿勢を感じます。作業の説明をしていても、「一を聞いて、十を知る」というか、さすがに賢いなぁという印象です。
【佐倉市花卉(き)園芸組合】慣れない力仕事をやってもらうので、いつもヘトヘトになって帰っていきます。毎回、子どもたちや学生には、自分たちの仕事について「大変だけど、人の笑顔を生み出すことができる仕事だよ」と伝えています。体験を通して、佐倉で生まれた花に愛着を感じてくれるとうれしいですね。

—市で開催する「佐倉フラワーフェスタ」の印象は?
【佐倉市鉢物組合】花が一面に咲き揃う景色は、やはり素晴らしいです。今後は、「佐倉フラワーフェスタ」と連携して、市内を佐倉の花で彩るような取り組みができたらいいなと感じています。市民の皆さんのご自宅をはじめ、市内企業と協力して、会社の玄関などを佐倉産の花で飾っていただくとか、市外からのお客様を佐倉の花でお迎えする「花の地産地消」を進めたいと考えています。
【佐倉市花卉(き)園芸組合】季節ごとに花を楽しめるイベントが、自分の住むまちで開催されるのは、すごく魅力的だと思っています。中でも、風車を背景に、チューリップ畑が広がる春の佐倉ふるさと広場は、オランダの風景みたいですよね。オランダの公園では、子どもからお年寄りまでが花を楽しみながら、のんびり過ごせる印象があります。佐倉ふるさと広場もいろいろな世代が花を楽しめるような公園であり続けてほしいです。

■生産者を支援しています
市では、まちの活力を生み出す原動力である地域農業の振興と活性化を推進しています。
主な支援内容:
・施設・機械などの整備を支援
設備や機械の補助を行うことで、生産性の向上や経営規模の安定、拡大を図ります。
・販売機会の提供や農畜産物の普及・啓発を通して、消費拡大を支援
佐倉アグリフォーラムなどのイベントで直売の機会を提供します。

■佐倉産の花に出会える農産物直売所
市内の農産物直売所では、佐倉産の野菜や果物、畜産物はもちろん、切り花や鉢植えも販売しています。

✿JA千葉みらい農産物直売所 野菜畑 佐倉店
【電話】485-6115
場所:寺崎761番地

✿やとみ直売所
【電話】498-1316
場所:岩富町532番地

✿農産物直売所 樫の木
【電話】463-8877
場所:青菅940番地1

✿マルシェかしま
【電話】310-7790
場所:角来字飯野向1758-3

※各生産者の直売状況など、詳細はホームページ参照

問合せ:農政課
【電話】484-6142

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル
協力 佐倉市 〒285-8501 千葉県佐倉市海隣寺町97番地