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こうほう佐倉 2017年8月15日号(1267号)

平和を願い、戦争の記憶を語り継ぐ ―あの時代を忘れない

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千葉県佐倉市

8月15日は、「戦没者を追悼し、平和を祈念する日」です。
第二次世界大戦の終戦から72年が経過しました。多くの戦争体験者がご高齢となっていますが、戦争被害と痛ましい記憶を語り継ぐことが、犠牲となられたかたの追悼となり、また、世界の恒久平和につながるものと考えています。
市では、「佐倉市平和行政の基本に関する条例」(平和条例)に基づき、戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えるための平和事業を推進しています。

■平和使節団
佐倉平和使節団は、市内中学生の代表に核兵器の恐ろしさや平和の尊さを学んでもらう事業です。毎年、広島・長崎の被爆地へ派遣し、被爆体験講話や被爆遺構のフィールドワークなどを行っています。参加した生徒は、学んだことを各学校で発表するなどして平和の大切さを伝えています。
今年は8月8日から3日間、12人が長崎を訪問。9日には長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列しました。詳細は「こうほう佐倉」9月1日号でお知らせします。

○平和への願いを佐倉市に託した山本昌司さん―平和使節団に総額1億3000万円を寄付
現在、使節団中学生の派遣費用は、平成26年12月に設立した佐倉平和使節団基金(佐倉平和使節団基金条例制定)から充てています。この基金は平成26年7月、故・山本昌司さん(平成27年11月ご逝去)が「広島、長崎への平和使節団旅費滞在費」を使用目的として、市に寄付された2000万円を原資に設立しました。さらに今年5月、遺言により平和使節団事業に約1億913万円を遺贈いただいています。これらのご寄付は山本さんのご遺志のとおり、平和使節団事業に充て、事業を続けてまいります。
山本さんは、11歳のとき広島で被爆され、佐倉市原爆被爆者の会の代表も務めていました。使節団の中学生に「皆さん、被爆地訪問では友達をつくり、話をしてください。そして平和が続くようリードしてもらいたい。皆さんが笑顔でいるのが一番です。平和な世の中が続くよう念願しています」と激励の言葉を残されています。

■平和首長会議
平和首長会議では、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を目指した活動を行っています。この会議は、昭和57年、広島・長崎両市長の提案により創設され、佐倉市は平成21年4月1日に加盟しました。
市では今後も平和首長会議と連携しながら、恒久平和の実現と核兵器の廃絶を目指してまいります。

■小学校平和祈念講話
小学校平和祈念講和は、小学生を対象に、戦争の悲惨さと平和の大切さを学ぶ事業として、教育委員会と連携して開催しています。
戦争を体験されたかたを各小学校に招き、戦争中の暮らしや小学校での勉強の様子、空襲体験など、当時の生活の大変さを伝えていただいています。
児童代表による「沖縄平和祈念詩朗読」、平和教育に関するアニメーション映画の上映、戦時中の暮らしの写真掲示なども行っています。

■佐倉市平和式典のご案内
日時:8月15日(火)午前11時55分〜
場所:市役所1号館2階

○恒久平和を願って ―平和祈念の黙とうを
8月15日の全国戦没者追悼式で、正午の時報を合図に1分間の黙とうが行われますので、ご協力ください。
佐倉市平和式典では、正午の黙とうに続き、「佐倉平和の鐘」を鳴らし、戦没者の追悼と平和を祈念します。
※参加希望のかたは、午前11時50分までに市役所1号館2階、エレベーター前にお集まりください
問合せ:広報課TEL 484-6103

■佐倉市戦没者追悼式のご案内
市では戦没者および戦災犠牲者を追悼し、平和を祈念する式典を毎年行っています。
※詳細は「こうほう佐倉」10月15日号でお知らせします
日時:11月21日(火)午前10時30分〜
場所:市民音楽ホール
問合せ:社会福祉課TEL 484-6135

■忠霊塔(海隣寺町)
過去の戦争による印旛郡下の各町村出身戦没者の遺骨・遺品が安置され、一万有余の御霊が祀られています。

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協力 佐倉市 〒285-8501 千葉県佐倉市海隣寺町97番地