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こうほう佐倉 2019年2月1日号 確定申告特集号

(4)市民税・県民税の配偶者控除が大きく変わります

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千葉県佐倉市

働きたいかたが、就業調整を意識しなくて済むよう、配偶者控除と配偶者特別控除について、条件と控除額が見直されました。(平成29年度税制改正)
平成31年の申告(平成30年分所得)から適用となります。

【変わります】
■控除対象となる納税者本人と配偶者の所得

□配偶者控除(表1参照)
・納税者本人(扶養するかた)の合計所得金額が1000万円(給与収入1220万円)以下であることが必要です
・納税者本人(扶養するかた)の合計所得金額が900万円(給与収入1120万円)を超えると控除額は段階的に少なくなります

表1 配偶者控除の控除額[表の( )内は、給与所得のみの場合の給与収入金額]

※昭和24年1月1日以前に生まれたかた

□配偶者特別控除(表2参照)
・控除の対象となる配偶者のかた(扶養されるかた)の合計所得金額の上限が76万円から123万円以下(給与収入201万6000円未満)に引き上げられます
・納税者本人(扶養するかた)の合計所得金額が900万円(給与収入1120万円)を超えると控除額は段階的に少なくなります(従来通り、所得が1000万円を超えると、控除は受けられません)
・配偶者のかた(扶養されるかた)の年間(1月1日〜12月31日)所得が38万円超123万円以下(給与収入103万円超〜201万6000円未満)の場合、控除額は段階的に少なくなります

表2 配偶者特別控除の控除額[表の( )内は、給与所得のみの場合の給与収入金額]

■用語解説
給与収入:会社員の場合の1月1日〜12月31日の年間の給与と賞与の合計額。年収のこと。
給与所得:給与収入から給与所得控除を差し引いた金額
合計所得金額:給与所得や不動産所得などすべての所得の合計金額(非課税所得を除く)

◎合計所得金額38万円が扶養の判定ラインです(表3参照)
配偶者のかたの合計所得金額が、38万円超〜123万円以下(給与収入103万円超〜201万6000円未満)の場合、配偶者特別控除は受けられますが、扶養人数に含まれません。
そのため、
○市民税・県民税の非課税判定で、扶養者の人数に含まれません。
○配偶者のかたが障害をお持ちの場合でも、納税者本人(扶養するかた)に障害者控除は適用されません。

表3 控除の早見表[表の( )内は、給与所得のみの場合の給与収入金額]

(注)扶養親族数や生命保険料控除などの金額によって、かからない場合があります

【よくあるご質問 Q&A】
質問:私の配偶者はパートで働いています。私と配偶者の年間収入がそれぞれいくらまでなら、配偶者控除が適用になりますか。
回答:納税者本人(質問者のかた)の所得が1000万円以下であることが必要です。
次に、配偶者のかたの年間パート収入(給与収入)が、103万円以下であれば、市民税・県民税、所得税の配偶者控除を受けられます。(表1)
収入103万円を超えた場合でも、201万6000円未満であれば、配偶者特別控除を受けられます。(表2)

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国税庁ホームページの「確定申告書作成コーナー」では、画面の案内に従って入力することで、確定申告
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今年から、スマートフォンやタブレット端末に最適化したデザインで申告書を作成できるようになっています。また、マイナンバーカードとICカードリーダライタがなくてもe―Tax(電子申告)が利用できる「ID・パスワード方式」が導入されました。
ただし、利用には税務署での届け出が必要です。
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